
アメリカのオルタナティヴ・ロックバンド、シュガーのデビューアルバム。解散済みであったハスカー・ドゥのボブ・モールドによってシュガーは結成され、全曲ボーカリスト/ギタリストのボブ・モールドによって書かれています。
ジャンル:オルタナティヴ・ロック/パワー・ポップ
オススメ度:★★★★★
ハスカー・ドゥで特徴的だった重厚なハードコアパンク要素は一部引き継がれつつも、爽やかでポップなソングラインが印象的。モールドはニルヴァーナの『Nevermind』の影響を受け、『Copper Blue』が生まれたと語っていますが、USオルタナの重鎮であるR.E.M.とPixiesからの影響が垣間見えるところが、USオルタナ好きとしては胸をくすぐられるような作品です。
ハイライトはヘヴィなギターリフから始まる「The Act We Act」、Pixiesを意識した「A Good Idea」、とりわけポップで爽やかな「Helpless」と「If I Can't Change Your Mind」、エイズを題材とした「The Slim」等です。
【トラックリスト】
1 The Act We Act
2 A Good Idea
3 Changes
4 Helpless
5 Hoover Dam
6 The Slim
7 If I Can't Change Your Mind
8 Fortune Teller
9 Slick
10 Man on the Moon
The Act We Act
The Slim
エイズ末期症状の俗称である「スリム病」を題材にした曲
【和訳】
君がどこに向かっているか知ってる?
君がどこからきたか知ってる?
これは簡単な問いなのだろうか?
可能性は非常に低いように思えた
雲の中、曇っているの?
君はまた暗い気持ちになってしまった
君の認識、君の決断
君の決断
僕は後ろに取り残された
ああ、取り残された
それは時間の問題だ
放逐からの保護
僕の拒絶
滑落からの保護
滑落からの投影
すべて簡単に思えたのだろうか?
いとも簡単に譲歩する
屈服する
可能性は非常に低いように思えた
ほんの一瞬で、たった一瞬で
ああ、君が大急ぎで入ってくるのを感じた
君は急いでいて、僕は押しつぶされる
君はこの時を大急ぎで巡航する
ああ、僕は取り残されてしまった
取り残された
それは時間の問題だ
注射器からの保護
私の拒絶
滑落からの保護
滑落からの投影
そして君の呼吸を僕の枕のうえで
そして記憶と共に
僕は片付けずに待つしかないのか?
君が死と共に去ったとき
振り返ると虚しい気持ちになった
僕の枕のうえで、君は何を言っていた?
よく言っていたことは?
僕は取り残された
僕は取り残された
取り残された
君の呼吸を僕の枕のうえで
記憶があるから、待つことになる
決して片付けてはいけない
君が死と共に去ったとき
振り返ったら怒りを感じた
僕の枕のうえで、君は何を言っていた?
よく言っていたことは?
そして僕は君の息づかいを一瞬感じた
そして君の声が一瞬聞こえた
それから振り返った
僕の枕のうえで、君は何を言っていた?
僕たちはよく何を言っていた?
可能性は非常に低いように思えた
かつては可能性は非常に低かった
今、僕は一人で泳ぐ、君も一人で
痩せ細った君一人で、痩せ細った君一人で
敬意を示し、奉じる
大切にし、敬う
病気のときも健康なときも
裕福な人にも、貧しい人にも、どんなことに対しても
死が二人を分かつまで